6 月 30th, 土曜日, 12:46 pm, 2007,
信用・信頼を育む原点に戻る。
ネットの便利さ・効率さに恩恵をこうむるその一方で、対面で話すという、今も昔も変わらない小さな信用・信頼を積み重ねる営みもまた損なわれてはならない。
今朝、トマトとほうれん草を近くの農家で買った。午前中は直販をしている。
その主(あるじ)は無愛想だ。以前「ネギは緑の所も食べられますか?」と聞いたら、「食べられるよ。」と(「食べられるに決まっている」と言いたげそうに)不機嫌に応えた。(笑)
そんなお店に私は最近いつも足を運んでいる。
顔を見て話す。作っているその人の顔を見て、モノを買うかどうか決める。
そのモノが信用できるかどうか、信頼できるしくみなのかどうか、会って話すことが基本。
物々交換から貨幣が生まれ、ネットが発達し経済のしくみがいつも変わり続ける。
世間を騒がしている、食肉の偽造、年金記録ミス、心許ない暴力犯罪の数々。
世の中が物騒になったのではなくて、物騒だった世の中が明るみにさらけ出されている時代。
そこはかとない一個人の勇気が、世の中を変えていく。それを助けるネットの力も見逃せない。逆説的だが、複雑になった経済社会のしくみを、ネットが個人に力を取り戻すことで浄化作用をもたらす。
そのネットもまた万能ではない。ブログで言葉を重ね、動画・静止画でビジュアルにネットの向こうにお声をかけても、それはリアルな行動と両輪となって機能しなくては、カチを生まない。
ネットの便利さ・効率さに恩恵をこうむるその一方で、対面で話すという、今も昔も変わらない小さな信用・信頼を積み重ねる営みもまた損なわれてはならない。
ネットがどんなに普及しても、その基本にあるものを忘れてしまっては、どんなに便利な道具、世の中のしくみがあっても、いつか必ずしっぺ返しを食らう。
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