3 月 26th, 月曜日, 1:47 am, 2007,
氷上の妖精に誘(いざな)われて
美しさは伝染する。
そして、美しさは力だ。
そう思った。
フィギュアスケートの世界選手権、ミキティ(安藤選手)のショートプログラムでのダブルアクセルに入る前のあの安定した「体」に震えた。
ほんの一瞬のことだ。
あたかも止まっているかのように見えた。
ジャンプする直前、
体が周囲の空気と氷になじんでいるかのような感じの安らぎを伝えてきた。あたかも、演技の成功を保障するかのように。。
ミキティに首位を譲った真央ちゃん(浅田選手)の笑顔が最高だった。
自身のフリー演技で発揮した底力はむろんだが、ライバルであるはずのミキティの勝利を心から喜んでいるようにも思えた。
あたかも、目指すお姉さんの隣に並んではしゃいでいるかのような、少女の満面の笑顔が、忘れられない。
美しさは伝染するのだと思う。
彼女たちの演技に打ち震え、お風呂から廊下、トイレ、玄関と黙々と掃除を始める自分がいた。。
それはさておき、・・
本日の「エキシビジョン」で、ミキティと生年月日を同じくする絢香が「I beleive」を奏でながら、ミキティはアドリブの演技を始めた。
先ず最初に行なったのは、四方の観客の皆様に、感謝の気持ちを伝えにいくことだった。
至福のミキティに、それを支えるご家族、コーチ、そして観客の皆さんが声援を送っていた。
これがたとえ神様のやらせであったとしても、ボクは許してしまうであろう。
人を心から動かすその瞬間は、時空を越える。
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