12 月 3rd, 日曜日, 20:38 pm, 2006,

ひとりきりの懇親会

藤沢市湘南/実家のベランダから



韓国料理屋さんの前で

渡辺ギーチです。
以下、懇親会レポートです。

「四捨五入で50歳・・」という書き出しで始まる『40歳からの仕事術』(山本真司著)。

以前読んでまたもう一度読み返したくなり、こんこんと読み耽っておりました。

「自分で考える」を機軸に、

1.ゴールは何か。
2.何を優先すべきか。
3.何をしないか。

を徹底していきます。

時には過去の自らの経験・他人の意見を捨てて、「ゼロクリア」で考える。
違うと思ったら「あさっさり捨てる勇気」をもつ。
インプットする情報の量と質に十分注意を払う。
学び過ぎること・分析し過ぎることは、「自分で考えること」を阻害する。


我々の世代の問題は、今まで学んだことを統合して実力を世に問おうという時期に、いきなりまた多くのことを学ばなければならなくなってしまった・・

という筆者の視点に共感します。

だからといって50代以上に見られる「変革の拒絶」をするのでもなく、30代以下の学習モードの「変革過程層」を追従するのでもなく、「最小の変革投資で最大の変革リターン」を狙う「変革真空層」としてどう生きる戦略を立てていくのか。

1.思考法
2.分析技術
3.コミュニケーション技術

の三部構成で講義形式に話は進められる。
3つの講義を通して主張される5つのプロセスで構成される仕事スタイルが興味深い。

1.Collect(収集)
2.Create(創造)
3.Confirm(仮説)
4.Clystal(結晶化)
5.Communication

最初の3つの「C」は、「お尻から考える」ことを徹底する。立てた仮説を立証するために、必要な情報収集の量と質をコントロールし、仮説を再度考える。

残りの二つの「C」は、他人に理解・協力・説得を促すためのプロセス。

興味深いのはこうした5つのプロデュースプロセスを、一日の時間の質に絡める発想。一日の内で時間帯により「黄金の時間」「純銀の時間」「青銅の時間」をそれぞれ設定する。

「 Collect はそれほど質の高い時間でなくていもいい。

もっとも頭の冴える早朝などの時間帯を「黄金の時間」として、Create に当てる。

批判的思考が要請される Confirm を「純銀の時間」に当てる。

Clystal などある程度ルーティーンで進められる作業を「青銅の時間」に、Commmunication は「喧騒の中のほうが現場感があっていい」といった試行は示唆に富む。

人それぞれ固有の「型」があっていいし、いくつかのプロセスを組み合わせて処理することもあるだろう。大切なことは、いま自分が何をしているのか。どれだけの時間を投資して、どれだけの成果を出そうとしているのか、その「立ち位置」を正確に知ることだと思う。

企画や発想の自分のスタイルが確立されていない人は、ひとまず「試しに真似てみる」ぐらいの気持ちからスタートしてもいいのではないかと思う。

すぐにマネできるものではないかも知れないが、大切な生き方スタイルを提言している必読の一冊ではないか?

30代の方は、『30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう』といった書籍もある。All About のフリーランスガイド、塚田裕子さんの記事もお勧めです。


来年、ボクはまさに「四捨五入して50歳」を迎えます。

『40歳からの仕事術』に対峙しながら、言い知れぬ「安堵」を感じていました。「この世にゆったり身を任せて生きてみる」といった安らぎみたいなものです。「今のままでいいんだよ」という著者の、言葉を変えて繰り返されるメッセージは、心地よい応援歌(?)のようにも響いておりました。

一次会の3時間では読み終わらず、二次会は溝の口駅前のノクティ喫茶店で。『40歳からの仕事術』を読み終えたときは、夜の7:30を回っていました。

いま抱えている仕事から人工的に自分を離してみて、客観的に自身の仕事を振り返る「学びの場」を設定してみたかったのが本音だったのかも知れません。

今回の懇親会の参加者はボク一人だったけれど、でも決してとくにそれを望んでいたワケでもありません。

ただ今回の懇親会の企画をこのブログやmixi日記などの書き込みで知った友人や知人がそれとなく心配してしてくれて(?)メールやお電話などを頂いたりもしましたが、敢えて「強くお誘いする」こともしませんでした。何せこの時期に一週間後の週末に行うというのですから、・・・・ (^^;

またきちんと明記すべきは、この懇親会のお知らせをさせて頂いたあたりから、日々の訪問者数とページビューが3~5倍になっているということです。

お忙しい中、たとえ今回の企画にご参加は頂けなくても、皆様にご関心をもって頂けましたことを(もって頂けていることを)、この場をもちまして深くお礼申し上げますと共に、これからも日々研鑽します。またもう少し集まりやすいカタチ、出向いてみたいと思うような企画も合わせて検討していきたいと思っております。

そう思いつつも、・・ すべてはこの世の自然ななりゆきに任せて、人様にご迷惑の掛からない範囲内において、今後も「懇親会」などは時おり自由に設定してみたいと思う気持ちも正直なところです。

本日のブログのタイトルは「ひとりきりの懇親会」としてみましたが、でも実際はたくさんの人と気持ちのつながっていることをどこかで感じている実りある一日でした。


お写真の説明:
右下のお写真は、3次会(?)の石鍋スンドゥブ専門店 姉妹 (チャメ)さんの前で。初めて入ってみたお店ですが、店内はいい知れぬ懐かしい雰囲気が漂っていました。まったく見知らぬお客さん同士もすぐに打ち解けてしまえそうなそんなこじんまりしたアットホームなお店です。昭和を偲ばせるアーケード街の一角にあるこの溝の口の目立たないお店、姉妹 (チャメ)さん。ゆきつけのお店の一つになりそうです。恵比寿に二号店があります。

姉妹 (チャメ)のお店を出て携帯で入り口の撮影をしていましたら、一人の男の子に声を掛けられました。「お写真を撮りましょうか?」と。その子はお店で働いている彼女を待っていたとか・・ そのときのお写真をアップしています。

上の風景のお写真は、今日の夕方の実家のベランダから撮影。ということで、いま実家(藤沢市・辻堂)に戻ってこのブログを書いています。実家からの眺めは展望がよく、富士丹沢山系から伊豆箱根、太平洋を望み、江ノ島や藤沢市街が一望できます。

「大計」を思いめぐらすときなど、なんとなく戻ってきてしまう憩いの故郷です。(これからもうひと仕事をします!)

現在の自宅兼事務所(川崎市・溝の口)からはさほど離れているワケでもないのですけれど、今はまだ戻れる時間のゆとりがほとんどもてない日々です。

さて、次回は皆さんとお目にかかれることを心から楽しみにしております。

それではまた

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コメント/トラックバック (4件)

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  1. ひとりきりなのに二次会までやってしまうとは。
    面白い人だ。

    ひとりきりの懇親会が飛躍のきっかけになるといいですね。

  2. 二次会までやってしまいました。

    これより下がることはありませんので、あとは飛躍するのみです。(笑)

  3. コメントありがとうございます。
    アクションプランナーを使うことにしたとのことですが、どんなところがいいんですか?

  4. アクションプランナーのお話を次のブログに投稿してみました。よかったらご覧下さい。ご質問ありがとうございます。

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