個人の節度ある情報開示のために
今日ほど個人が本人の責任において自己の情報を管理していくことが求められる時代はない。
受け取り手の返ってくる言葉を予想して、言葉を発する。
いま風にいえば、ファシリテーション。
投げかけた言葉がどう返ってくるか分からないときは、自らの内に投げかけてこだまさせてみる。
心地よいと感じたことをそのまま発信してみる。
でもそれは時として、自らを傷つける。
傷ついて気がつくことが必要であったかも知れないかどうかは別として・・・・
昨日、ある業界の個人情報の保護またはプライバシーポリシーの取り組みについて調査をしていた。
・具体例を交えて、自社の言葉で伝えるもの。
・ISOをベースに徹底したコンテンツを展開する所
・簡素に済ませているところ
・ポイントを整理した見せ方をしているところ
・「本人への個人情報開示」を有料にしているところ・・
(↑ここは、かなり問題アリ)
去年、施行された「個人情報保護法」は、社会のIT化を背景に、個人の立場を法で守りましょうというコンセプトに生まれた。5000人以上の「個人情報」を有する企業・法人に義務づけられた法律。でも実際は、5000人未満であっても、たとえ一人の個人情報であっても、どのようにその情報を管理していくか、守っていくかをきちんと情報開示していくことは、個人・法人を問わず、求められる時代。プライバシーに対する考え方を情報開示することそのものが、社会的信頼を得、そのメリットを享受する。
その一方で、個人は積極的に自らの意思で「個人情報」を開示できるようになった。その一つが言うまでもなく、ブログや mixi に代表されるSNS。何でも好きなことが言えて、いつでも気が向いたときに発信・訂正・解除ができる。
個人の情報を守る。またはもう一歩踏み込んで、「個人ブランディング」という視点において、個人情報保護法も、ブログやSNSの普及も、ルーツを等しくする。
世の中で「個人情報」といえば、情報リストの流出で法人の巨額な損害が報じられる日々。その一方で、今日ほど個人が本人の責任において自己の情報を管理していくことが求められる時代はない。個人情報保護の裏に隠された、個人情報発信の責任の所在が厳しく問われている。
個人の節度ある情報開示にも、IA(情報アーキテクチャ)モデルは参考になるかも知れない。
基礎資料: 個人情報の保護に関する法律
No Tag


コメント/トラックバック
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
この記事のコメント・トラックバックRSS
コメントする