ブログで「耳をすませば」
「原石」は磨けばそれでいいものではない。それ自身、美しい。そしてその磨かれ方は、外からと内からと双方のバランスで行われてこそ、回りを明るく幸せにする。
昨夜『耳をすませば』を視る。スタジオジブリが1995年にアニメ映画化した作品だが、原作は、柊(ひいらぎ)あおいさん。少女漫画月刊誌「りぼん」に連載。
物語は読書好きの中学3年生、月島雫(しずく)さんが自身の夢である小説を書くに至るまでのさまざまな気づきを、宮崎駿さん独特の色彩豊かな描写で展開していく。
印象に残ったくだりは、とある老人の「原石」のお話。意訳すると、「原石は磨けば輝く。でも原石は磨けばいいものでもない。原石は、原石のままでも美しい。」と、
そのご老人は「自身の中にある原石を見つめなさい」と諭す。さとしたはず。。すみません、少しお酒が入っていたのできちんと記述できていないかも知れません。。(^^;
少しお話を変えます。
先日、あるクライアントさんから質問を頂いた。
「ホームページ制作に回す予算があまりないけれど、今後どのようにホームページを運用したらいいか知恵を拝借したい」と。私は次のように答えました。
「(テクニック的なことも必要だと思いますけれど、)御社のいまのホームページに足りないものは、御社自らの言葉です。」と。
数年前にその法人さんのホームページ制作をさせて頂いた。「載せる資料がない」ということで、取材・撮影に入り、コンテンツも私のほうでご用意した。
ホームページを立ち上げていく上で「言葉のデザイン」または情報デザインは大切なプロセス。行うこととそれを表現することは違う。話すことと書くことも違うスキル。
たしかに私(たち)クリエイターのお手伝いする領域がそこにはある。でもその一方で、クリエイターのデザインまたは表現を、改めてお客様自身の言葉としてソシャクまたは言い直してみて頂いて(または、本当はこんな感じという批判・評価も交えて)、初めて効果は飛躍的に高まると考えてみる。
昨日の『耳をすませば』のあと、ほろよい気分でデザインをする者の心の置き所を考えてみた。
決してウソを書いているわけでなくても、誇張したデザインを施しているワケでなくとも、そのデザインがクライアントの意識と「キョリ」を置いてしまっているものであるとしたら、日々の業務でそれを埋め合わせる努力をしないといけない。それを怠っていないか?自らを反省してみる。
ホームページは決して制作会社の技術力だけで成功に誘(いざな)えるものではない。当事者双方の努力があって、初めてその大きな可能性に至ると考える。
原石は磨けばそれでいいものではない。それ自身、美しい。そしてその磨かれ方は、外からと内からと双方のバランスで行われてこそ、回りを明るく幸せにする。・・・・
先のクライアントさんには、広告つきになるが無料のブログ日記を使って、日常の業務を言葉にすることから始められてはどうかとお勧めしてみました。
上記ご提案は場合によっては、少し無責任なご提案になるかも知れない。だが細く長くとも、きちんとメリットのあるビジネスに育てていける素地は今から準備していかないといけない。
クリエイターである前に、仕事人である前に、一人の人間としてできる限りのことをしていく。「点数」にはならなくても、価値のあることはそれ自身尊い。< って、イナバウワーに影響され過ぎっ!
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