シニア層のWEBデザイナーが期待されるクオリティ
シニア層がWEBデザインに関わっていく上で必要なことは、それまで生きてきた経験・実績さまざまなスキル(もちろん、それはWEBデザインだけでない)を駆使したトータルなコーディネイト力だと思います。
ヒトミンさんの「HP&ブログ相談所」で41歳の方の相談があった。
機械メーカーに勤続22年。未経験だがこれからWEBデザイナーになりたいという。
言うまでもなく、WEBデザインに求められているスキルは、デザイン作業をするテクニックだけではない。
デザイン技術だけを問題にするのなら、20~30代の若手デザイナーさんにも優秀な方々がたくさんいらっしゃる。
ビジネスを支援するWEBデザインまたはデザイナーとして必要な資質は何なのか、求められていること、そしてシニア層の武器として、きちんと我がサービスのクオリティを振り返ることがとても大切に思える。
お客様とお話をしていると、一つのレイアウト、一つのカラーパターンが鮮明に浮かび上がってくる。そしてそれをビジュアルにデザインしてお客様に見てもらう。
それが最近のお仕事のパターンだ。当たり前の手順のようにも聞こえるかもしれませんが、フリーで仕事を始めて最初の一年は少し違った。
お客様の活動状況をヒヤリングし、言葉として顕在化していなければ取材・撮影をし、ビジュアルの制作は一番最後の「デザート」にしていた。
それはそれで一つの「正当な」制作手法なのだが、時間をかけないといけない。お客様が最終イメージをなかなかもてずに、打ち合わせや素材の提供などが緩慢になってしまうというデメリットを持ち合わせていた。
逆に、早期の段階で「ビジュアルなイメージ」を作り上げてしまうことのデメリットは、その色・形に束縛されてしまって、新しい自分たちの表現内容・形態が歪められてしまうかもしれない可能性だった。
その二つの課題を改善していくヒントになったのは、コミュニケーションのあり方だった。
手前味噌で申し訳ありませんが、
1.とても面白そうな制作になりそうだと期待感を描いて頂けるイメージの共有を図る。
2.そのために必要なお客様のご要望と新しいご提案の情報共有を行う。
3.ビジネスにWEBを活かしていくために必要な課題の整理をしながら、制作内容・スケジュール納期・コスト費用を決めていくタイミングを図る。
ビジネスの契約は、いつも「取引なし」を選択する自由を持ち合わせながら進めていく。必要な心得は、
1.決して初めからパーフェクトを求めない。
2.必要な内容をリスト化し、目に見える形にしておく。
3.当事者がワクワクできるような楽しみを共有できる仕事にする。
徐々に間を詰めていく。大きく網をかけるように、大雑把に捉えてみるプロセスを省かない。お付き合いが浅ければ浅いほど、「手間」はかけなければならない。時間短縮を急いではいけない。時間をかけて一つひとつの合意を重ねて、「目に見えるカタチ」を作り上げていく。それが私のWEBデザインイメージ。
最初のお話から少しそれてしまったかも知れないが、シニア層がWEBデザインに関わっていく上で、それまで生きてきた経験・実績さまざまなスキル(もちろん、それはWEBデザインだけでない)を駆使してトータルなコーディネイト力が問われるのではないだろうか。
ここまで書いてきながらクールダウンしてしまいますけれど、私自身、まだまだ課題が山積しています。
No Tag

コメント/トラックバック
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
この記事のコメント・トラックバックRSS
コメントする