【 師 ・ 工藤張雄(クドーハルヲ)先生 】 成長したぞーっと思わないと勉強じゃない。
子供は5~10分で変わる。「成長したぞ」と思わない勉強は正しい方法ではない。工藤張雄先生(以下、クドー先生)の説く勉強法は、以下のようなものであった。
- カンタンなことをする。
- なんども行なう。
- みじかくする。
簡単なことを何度もくり返し、短時間に行なう。
これが「クドー式勉強法」の特徴であった。現在、さまざまな勉強方法・記憶法が開発されているが、上記「クドー式」が、取り立てて「画期的である」とか、「独創的である」とかそういうことを言うつもりはない。
クドー先生も「私は当たり前のことをしているだけだ。」と、取り立てて大げさな素振りは見せなかった。けれど、私が初めてクドー先生に会って、表題の言葉を聞いたときは少しびっくりした。
具体的な方法論は後日にしたいが、私がここでコメントしたいことは一つ。
「勉強」を単に勉強で終わらせずに、単に知識の記憶や技術の取得でこと足りとせず、そこに「人の心」をよくしていこうとする気持ちが働いたとき、その勉強はまるで質の異なるものになる。ということ。
- 正しい勉強をすると、人柄がよくなる。顔つきがよくなる。
- 正しくない勉強をすると、子供は萎縮する。暗い顔になる。
それで実際に、クドー先生の説く勉強法で子供が勉強を始めると、どんどん表情がよくなっていく。。
勉強を「アタマでする」のではなく、「心をよくする」ようにしなさいと説くクドー。
「心」が動けば、「アタマ」はいそいそと従うのである。
だからまずは「心」をよくすることから始めなさいと、クドーは諭していた。
クドー先生が現役の教諭をしていた頃、教室の雰囲気がわるいと察すると、すぐに「勉強」を止めさせ、生徒に教室の掃除をさせていたという。余談だが、クドー先生は「グループ」を嫌った。グループで群れをなし、排他的な空気をつくることを忌み嫌った。
「グループ解体」。
誰とでも仲良くする。誰とでも話ができ、打ち解けられる。そういうクラス作りをクドー先生は行なっていたと聞く。
まず心をよくする。
心に火がつけば、アタマはいそいそと従う。
そしてどんどん勉強がはかどっていく。「大きな勉強をして! そう、ばくはつさせて・・・・ 」 と、たまに独り言とも、気合いともつかぬ、言葉を繰り返していた。。
クドー式勉強法。
また機会を改めて、その実践をご紹介していきたい。
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