7 月 19th, 火曜日, 9:44 am, 2005,

【 師 ・ 工藤張雄(クドーハルヲ)先生 】 コイツメと思ってはいけない。病気も仲間になりたがっている

クドー先生は当時、ガンなどいくつかの病を併せもっていた。初めて会って、2~3ヶ月。身内にも話していない本人の病状をそっと教えて頂いた。専門的なことは分からない。本人もいつもニコニコしている。でもどこかボクなりにせっぱ詰まったものを感じていたのかも知れない。当時、通い始めたばかりの大学を休学して、かばん持ちを志願した。クドー先生が他界する1992年、春先のことである。

病気も仲間になりたがっている。コイツメと思ってはいけない。

いたわってあげる。そうすれば、やがて味方になってくれる。どこまでも相手を信じる。そうした信念はボクの心の中にもきちんと芽生えていったのではないかと思う。

・定めた狙いを変えてはいけない。
・間違ってもいい。
・ちょこっとを大切にする。

言葉の表現はどれも違うが、根底に流れるものは一緒のような気がする。自らの思い、感じたことを行動に移していく。そのいくつかのノウハウ、コツが上記のような言葉に託される。

必ずしも自分に好意的であるとは限らない交渉相手に、やさしくする。のどかになる。心をひらく。ふだんからの心のあり方が問われる。容易ではないかも知れないコミュニケーション。でもそうした関わりの中で、人はさらに成長する。

どこまでも相手を信じて、相手のいいところを引き出す。相手の輝くところを評価していく。そして少しずつ、少しずつ自らの想いを伝えていく。時間をかけてつながっていく営み。。大切にしていきたい。

「闘争はのどかで、ゆったりしていて、あったか。」(現・学習院大学空手道部黒岩師範)

tags: クドー式勉強法  

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